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枠組壁工法（ツーバイフォー工法） 一級建築士事務所 蒔田英彦建築事務所
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枠組壁工法（ツーバイフォー工法）の基本性能
◆耐震・耐風性能
構造躯体は床・壁・天井が構造用合板やプラスターボード等の面材が貼られた一体となった
６面体でできた「箱型構造」ですから、それぞれ６つの面が地震力・風圧力等の外力を吸収・
分散させるため、地震や台風がきても、変形しにくく安心です。
◆耐火性能
枠組壁工法では、内部の壁・天井は不燃（準）材料のプラスターボード12.5ｍｍ以上を貼る
ため、各部屋が区画された防火構造となってしまいます。出火しても、ある程度室内で閉じ
込められて避難・消火の時間を稼げるということです。又、火の通り道になる壁の内側や、
天井裏が構造用製材で細かく区分されているため、空気の流れも遮断され延焼しずらいと
いう特徴もあります。。
◆地球にやさしい工法。
①使われる構造用製材は北米では、計画的に植林→伐採が行われており、コンクリートや
鉄と異なり、資源の有効利用の面では、再生産化が唯一システムが確立されています。
②構造上断熱性能・気密性能を発揮させやすく、エネルギー消費が抑えられやすいです。
◆耐久性能・デザイン性能
構造と内装・設備が切り離せやすく、構造も合理化されているので、装飾デザイン・設備の
リニュ－アルしやすく、家族の成長に伴い長いスパンで住み込んでいけます。
柱・梁が見えない開放的なすっきりした空間構成を展開してやすい構造です。
◆コストパフォーマンス
合理化された構造であり、装飾をおさえても、一定の性能以上の建物となります。
勿論、部分的セルフビルドも行いやすい工法です。
枠組壁工法（ツーバイフォー工法）の基本作業工程
・・・・・・・土台引き・・・・・・・・・・・・床根太・・・・・・・・・・・床下断熱材・・・・・・・・・・・1階床張り・壁・・・・・・・
・・・・・・・2階床組・・・・・・・・・・・2階壁、小屋組・・・・・・・・・屋根合板張り・・・・・・・・・・壁合板張り・・・・・
弊社が施工業者に求めている最低基準
◆枠組壁工法（ツーバイフォー工法）は前記したように、セルフビルドがしやすい工法です。
そのため、最近ひどい業者が増えてきているため、最低基準条件を設けることにしました。
＊ツーバイフォー工法構造用 ＪＡＳ認定Ａタイプの工場で造られたパネルであること。
＊枠組壁工法新自主工事検査員がいる会社であること。
＊枠組壁工法技能士がいる会社であること。
以上です。建築基準法の改正に伴い、建築の質の向上の更なる確保のためです。
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