■床の剛性は非常に重要であると思います。床の剛性を創ることで、建物に加わる外部力
（地震力や風圧力等）を路盤に伝えるというか、逃がすことが出来るのです。
最初に建物には水平方向の力（地震力や風圧力等）が加わり、基礎、軸組・壁、水平構面、
（床・屋根）と伝わり、力が分散されて、軸組・壁、基礎へ、そして、路盤に逃げていくわけで
軸組工法では水平構面が確立されていないと、接合部に過度の負担がかかり倒壊なんて
ことにも。水平構面が強いことで、柱・梁・壁の強さが生かされるということです。
・・・・・・・1階床・・・・・・・・・・・・・・・2階床・・・・・・・・・・・・・・・小屋裏床・・・・・
・・・・・2階天井として・・・・・・・・・・性能表示・・・・・
■因みに床に構造用合板２４ｍｍ以上を張ると以下のような性能がＵＰします。
・勿論地震に対する性能がＵＰします。
・歩行による床のたわみが大幅に小さくなります。床鳴りが発生しにくくなります。
・耐火性能がＵＰします。下階からの燃え抜けに対して時間を擁するようになります。
・床の遮音性能（重量衝撃音に対する性能）がＵＰします。
■床の剛性と共に強い壁がバランスよく配置されることも重要です。
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