木にこだわった、技とこころが詰まった、安心できる住まいづくりをごいっしょに！！

◆まず始めに!◆
　「健康に暮らせる木の家を造って欲しい!」８年前、友人からの設計依頼が事務所開設のきっか
けのひとつになりました。「シックハウス」という言葉が世間に認知される前のことです。友人夫妻
と共に材料の吟味・施工業者の選定・から設計・工事監理、そして引渡しまでまで１４ヶ月を要し、
何とか友人家族のための住まいを造ることができました。「家族」が安心して暮らせる住まい、
家族が家族をできる、していける住まいとは何か?常々考えながら日々設計、工事監理、
アフターフォローをしています。勿論住宅以外の建築物についても同様です。その建物を使用さ
れる皆様が安心して使用していただくことが重要なことだと考えています。ひとりひとりのお施主
様には、それぞれの「家族」が存在し、その「家族」にあった住まい、「家族」の変化に追従できる
住まいが必要であると考えます。「家族」の気持ち・こころと共に、造り手である職人、材料を作る
職人の「いいものを造りたい」「大切に育てたから大切に使って欲しい」という気持ち・こころと持ち
合わせている技・知恵を結集させ、調和させてひとつの住まいを造り上げること。そして生活して
いく上で「家族」の変化に追従するように「住まい」を見守っていくこと（リフォーム、リニューアル、
各種相談等）。が私の仕事であると考えます。

◆設計者とは◆
　住宅設計者とはただ単に自分の好みの狭い意味での「デザイン」を住まい手に押し付けてはい
けないと考えます。住宅という建物内外を含めて「生活＝暮らし」が好きでないといけないと考
えます。１００％とはいかないまでも、家事全般を把握できて、考えをめぐらし、行動に移せな
いとまずいのではないかと考えます。その「生活＝暮らし」の中で何がしかの「アイデア＆ヒン
ト」を得ようと24時間頭脳の一部を動かしているものだと考えます。料理１つ出来ない人が「キ
ッチンは・・・」なんておかしいですよね。まだまだ、経験不足、暗中模索、日々精進です。
毎日「生活＝暮らし」を惰性ではなくあれこれと楽しみたいです。勿論、謙虚に、だれの話でも
十分聞ける気持ちを維持しながらです。（難しいですが）
　住宅以外の設計に関しても同等の考えを持っています。色々な施設では、利用者の人々の
行動・表情等は見逃さないように、何気なく見ています。義母がケアマネ、看護士等の資格を持
ち（引退していますが）、友人の方々と福祉施設を見学に行く時は同行して、ご意見は頂きます。
見学施設以外の色々なことも教わりますが。福祉施設のことやユニバーサルデザインについては
祖母と自宅である程度、亡くなる寸前まで、生活を共にし、先人の行動の未理解点、三世代同居
していますが、大きい、小さい関わらず、日々気がつくことだらけです。
設計者の情報交換、情報収集からいくと、ちょっと変わっているかも知れません。身近では、
異業種の人間との情報交換の方が圧倒的に多いからです。他にも勿論、建物見学、専門書籍か
らの情報収集はしています。同業種では、神奈川、高山、柏崎・・とあちこちの先輩や友人たち
からとなってしまっています。

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