◆ご存知ですか?クリーニング店から戻った衣類達のこと◆
 クリーニング店から戻ってきた衣類達等は、家庭の洗濯では考えられない程の水分を
含んでいます。又、クリーニングに使用される溶剤は人体にかなり影響するものです。
例えばドライクリーニングには肝臓や腎臓などに悪影響を及ぼし発ガン性の危険も
指摘されているジクロロメタンやトリクロロエチレン、テトラクロロエチレンなどの
有機塩素系溶剤をいまだに使用しているところがまだあります。最近では主流になった
人体に被害が少ないとされているエンペントリン系の溶剤を使用しているところでも
多量な使用は人体に影響があり、これらの物質は一度蓄積されると人体に長く残留さ
れてしまいます。これらのことから、クリーニング店から戻った衣類達はまず、覆っ
ているビニル袋等から取り出し陰干しと風通しをよくすることをお勧めします。
除湿機を使用するのもひとつの方法です。一種のベイクアウト状態になりますから
溶剤などは少し早く抜け出してくれます。但し換気には十分注意してください。
又、ビニル袋に入れたままですと、カビやシミの発生、害虫の温床になる可能性も
高いです。(室温20度を目安に、虫達は活発に活動しだします。)防虫剤を入れて
於けばと思われますが、防虫剤自身の薬害もさることながら、防虫剤がビニル袋内で
化学反応を起こしてしまい、袋や衣類そのものまで溶かしてしまう恐れがあります。
気に入った衣類を末永く気持ちよく着る為のちょっとした努力を惜しまないことは
大変重要ですよね。取次店等に溶剤の確認をすること。その溶剤に対する知識、認識
取扱い方がしっかりしたクリーニング店に取り扱って貰う事も重要ですよね。
虫食いの跡を修理しようとすると「かけつぎ店(名古屋に数店舗)」でかけつぎを
してもらうしかありません。これが意外と高いのです。

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