木造軸組工法　一級建築士事務所　蒔田英彦建築事務所

　私がお奨めしている軸組工法では枠組壁工法の長所を部分的に取り入れたものです。
まず、水平剛性の確保のために、根太をなくし構造用合板t=24mm以上を貼った剛床工法を
採用しています。耐力壁は、外壁廻り中心に構造用合板を使用してバランスよく配置します。
構造用合板を使用することで、枠組壁工法に近い６面体となり、地震力等に対しても力を発揮
します。又断熱材も壁内に施工しやすく（筋違による耐力壁では断熱材は不均等。）透湿防水
シート及び防水テープの施工性もよくなります。さて、軸組工法では柱の軸力による土台の減り
込みも考慮にいれなければいけません。軸力が大きい柱を算出して、土台との納め方には工夫し
ています。勿論、軸力が大きい柱は、杉柱150角以上を採用し、胴差（大梁）は巾広い（出来れば
W=135以上）構造材を出来るだけ見せる納め方として使用しています。小屋組も工夫して、小屋裏
利用も奨めています。



・・・・・・・土台引き・・・・・・・・・建て方準備足場・・・・・・・・・・・1階軸組・・・・・・・・・・・・・2階床組・・・・・・・



・・・・・・・2階軸組・・・・・・・・・・・・小屋組・・・・・・・・・・・・屋根合板張り・・・・・・・・・・・壁合板張り・・・・・・

問い合わせはお気軽に♪