■カビ・ダニが繁殖するたもの好適条件
＊カビ
温度：20～28℃
水分：湿度65％以上
栄養：フケ、アカ、食品クズ、畳やカーペットの有機物
生育していくには酸素が必要。
＊ダニ
温度：20～30℃
水分：湿度60～80％
栄養：フケ、アカ、食品クズ、カビ
生育していくには酸素が必要。
隠れ場所：畳の中、カーペットの下、寝具、ぬいぐるみなど
■カビ・ダニの繁殖を抑える具体策
１．こまめに窓を開けて、風を入れ湿度を下げる。湿度が高い日にはエアコンや除湿機で
湿度を55％以下に保つようにする。
２．カーペット・絨毯などは敷かない生活をする。敷く場合は、薬剤処理をしていない、
移動可能なものを選び、掃除、天日干しをこまめに行う。
３．防ダニ・抗菌のゴミパックの掃除機を使用せず、普通のゴミパックにアルコールか、
ミネラルウォーターを吹咐て、１㎡に１０分はかけて丁寧に掃除機をかける。
４．防虫シートの入っていない無農薬畳は、ダニが繁殖する可能性が高い場所となってし
まいます。当初数年は人を刺すツメダニと比較的無害のイエササラダニが、更に古くなる
とアレルゲンになりやすいチリダニが多く繁殖するため、業者に頼んで加熱乾燥するのが
最も効果的です。
５．畳やござに発生したカビは、消毒用エタノールで拭き取ります。ダニを防ぐには、飽和
食塩水を多めに染み込ませてからよく乾燥させてから、表面に浮き出た塩気を雑巾で拭き取
ります。こうすると、畳の中に食塩の壁が出来て、ダニが通り抜けられなくなります。
但し、苦汁分を多く含んだ海塩では、畳がじめついてしまうため、ＪＴの安い食塩を使用する
ことが重要です。
６．サワラや桐の板材は防ダニ作用があるようなので押入等の壁材や床材として使用する。
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